どこが分からないのでしょうか。
小学6年生の問題で方程式を使った解説は確かにむずかしいと思います。
三角柱の体積を求めるのは教科書などを見ながらできると思います。
底面積×高さ、で求められますね。つまり(6×8÷2)×12=288cm2です。三角柱に入っている水は288cm2です。
この水を四角柱の容器に移すと、容器の途中まで水が入りますね。この水の高さを求めます。
四角柱の体積を求める公式を使って、水の高さを求めていきます。四角柱の体積も、底面積×高さ、で求められますすね。今回は高さが分かりませんので、高さを□と置いておくと、
9×8(底面積)×□(高さ)=288(体積)
→ 72×□=288
という式になります。□に当てはまる数を考えます。ちょっと時間がかかりますが、1から考えてみましょう。
72×1=72
72×2=144
72×3=216
72×4=288
4つ目で答えが288になりましたね。
よって求める高さは4cmです。
柱の体積の求め方が分からないのであれば、もう少し前の単元に戻って復習しましょう。がんばってね!
別解
三角柱をようかんだと思って3つに切る。3つとも底面が同じ三角柱になるように。そうすると高さはそれぞれ12÷3=4(cm)
そのうち1切れを6 cmの半分のところで6 cmの辺に垂直になるように切る。
そうすると4切れになる。
その4切れを並び替えると縦 8 cm 横 9 cm 高さ 4 cmの直方体になる(図を描いて確かめましょう)ので、答えは4 cm
「底面が同じ」を付け加えました。